インポーターが語る『シンガニ』の魅力と今後のビジョン

「シンガニ」の美味しさを 一人でも多くの人に届けたい

お二人はどのように『シンガニ』を飲まれるのですか。

魚 住 「先日、青森のリンゴジュース生産者さんがつくった100%のアップルジュースで割ってみました。これがすごく良く合うんです。マスカットとリンゴですから相性は元々良いんでしょうけど、抜群に美味しかったんです。それと、一番驚いたのはミルク割り。まさかホワイトスピリッツにミルクが合うとは思いもよりませんでしたが、『シンガニ』の厚みのある味わいがいいのかもしれません。」

ソリア 「〈テコンテ〉のように紅茶割りは定番ですが、私はコーヒーにも合うと思います。色々な飲み方を試して思ったんですが、『シンガニ』は意外とストライクゾーンが広いというか、何にでも合わせやすいと感じますね。ボリビアにいた頃は、色々な飲み方をしていたわけではないですが、確かにアップルジュース割りやミルク割りも美味しいので、改めて『シンガニ』の楽しみ方を知りました。」

夢は日本中のバーに必ず『シンガニ』があること。
そのために、まずはバーテンダーの皆様に知ってもらいたい。

今回、日本で初めて正式輸入される『シンガニ』はどのようなものですか。

魚 住 「記念すべき日本初輸入の『シンガニ』は、ボリビアの老舗メーカー、クールマン&シア社の創業85周年を記念してつくられた【ロス パラレス アニバーサリーリザーブ】です。SWSC2017*でダブルゴールドを受賞しており、世界的な評価も高い銘柄です。オレンジやライムのような活気に満ちた柑橘の香り、白桃の甘い香り、花やハーブのような香りも感じます。シルキーな口当たりで長い余韻を楽しめるプレミアムクラスの『シンガニ』です。」

ソリア 「クールマン&シア社では、年間約60万リットルしか生産されず、そのほとんどが海外へ輸出されます。上質なマスカットを使い、丁寧にベースワインをつくり、約10時間かけて蒸留し、ミドルカットの部分だけを抽出します。その後、最低8ヶ月間熟成をさせ、香りを最大限に引き出させるのです。【ロス パラレス アニバーサリーリザーブ】は、長い歴史で培われた職人たちの技術が結集した『シンガニ』なのです。」

これからどのような展開を考えていますか。

魚 住 「何よりもバーテンダーの皆様に『シンガニ』を知っていただくことが重要だと考えています。なぜかと言うと、『シンガニ』はホワイトスピリッツだからです。もちろん、ストレートやオン・ザ・ロックでも楽しめますが、より多くの方にこの美味しさを知っていただくためには幅広い飲み方の提案が不可欠なんです。〈チュフライ〉や〈テコンテ〉など、ボリビアの定番カクテルも積極的に紹介していきますが、日本の食文化や味覚にマッチしたカクテルの開発がとても重要だと考えています。それにはバーテンダーの方に『シンガニ』を知ってもらい、自由に料理してもらうことを望んでいます。」

ソリア 「まずは、一人でも多くの人に『シンガニ』をお届けすることに注力し、次のステップとしてバーテンダーの皆様に『シンガニ』の魅力を引出していただくためのカクテルコンペを開催したいと考えています。そして、幅広い銘柄を取り扱い、ボリビアの蒸留所ツアーもぜひ実現したいです。ボリビアはとても美しいところなので、日本の方もきっと気に入ると思います。」

魚 住 「日本中どのバーに行っても『シンガニ』が置いてある、それが私たちの目標です。今はまだほんの一歩しか踏み出していませんが、夢実現への期待でわくわくしています(笑)。」


魚住 聖治(うおずみ せいじ)
1966年愛媛県松山市生まれ。20年弱、個人事業主として、大手IT企業を渡り歩き、5年前にSudoWork合同会社を設立。現在は、ボリビア、アルゼンチン、ナイジェリア、インド、中国等の外国籍エンジニアを抱え、自身もITエンジニアとして大手IT企業に参画。昨年より、同社所属の外国籍エンジニアと共に、貿易業に参画。プライベートでは、遅くに生まれた1女の父親の顔を持つ。40年以上続けて来たサッカーも来年より新たな挑戦を始める。

ソリア コレア サムエル フィデル(SORIA CORREA SAMUEL FIDEL)
1982年南米北部の美しい国ベネズエラのカラカス市生まれ。
ボリビア人の父とチリ人の母を持ち、3つの国籍を持つボリビア人。ボリビアのコチャバンバ大学を卒業後、日本人女性と結婚。その後、スペインのバルセロナ大学で電子商取引を学び、ボリビアにて起業。30か国以上の国を周り、2018年に日本にて家を買い、永住を決意。現在は、大手IT企業の案件に参画し、日本、インド、スペインを繋ぐ仕事に従事。SudoWork合同会社では、日本、中南米間の貿易業も手掛ける世界を繋ぐビジネスマン。
プライベートでは3男1女の優しい父親の顔を持つ。


※SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)
米国最大の世界的な酒類コンペティションです。米国のホテルやレストラン、流通のバイヤー、ジャーナリストなどの審査員による審査を経て、カテゴリーごとに最優秀金賞、金賞、銀賞、銅賞が選出されます。

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